かながわ
	川崎		保土ヶ谷

神奈川　「臺（台）之景」

広重ポイント神奈川県横浜市神奈川区横浜市神奈川区台町から保土ヶ谷宿方面 料亭田中屋（旧さくらや）

浮世絵は上段、下段で右の坂を上り切った建物の奥に見える木の形や空の様子が異なる。また、大きな船の右後方に1隻の船が描かれているのは上段のみである。 描かれている海（袖ヶ浦）は、現在は広く埋め立てられており、何本もの線路や横浜駅などが存在する。 現在も営業している料亭田中屋の前身は、浮世絵に描かれている旅籠さくらやである。 この店で坂本龍馬の妻お龍（おりょう）が竜馬の没後明治7年（1874）から、勝海舟の紹介で働き始めたと伝えられている。

浦島太郎伝説の地。太郎は相模国三浦の住人で、竜宮城からの帰途にここを訪れたという伝説がある。	「神奈川町本陣跡と青木町本陣跡」 神奈川宿には上記2ヶ所の本陣があった。
広重の浮世絵と東海道中膝栗毛の文が記されている。「神奈川宿　袖ヶ浦　たどり行くほどに金川（神奈川）の台に来る。ここは片側に茶店軒をならべ、いづれも座敷二階造、欄干つきの廊下、桟（かけはし）などわたして、浪うちぎはの景色いたってよし。」	「旧東海道」石標
開港後、生麦事件のような外国人が殺傷される事件が多発したため、幕府は安政6年（1859）横浜周辺に関門を設けて警備した。	「神奈川台関門跡」　「袖ヶ浦見晴所」碑
「横浜ランドマークタワー」 浅間下交差点で撮影。 横浜ランドマークタワーは1993年開業で高さは296m。2014年に開業した大阪のあべのハルカスができるまでは日本一の高さを誇った。	道路に埋め込まれた旧東海道の案内表示。

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